ありがとうキャラバンは、今回で第20回目を迎えました。
1月23日ひふみの日からスタートしたキャラバンも、気付けば折り返し地点を迎えており、
とても感慨深いです。
今回は、こちらのメンバーで滋賀県へやってまいりました。
写真左手から、入社2年目の業務部・飯塚、運用部シニアアナリスト・八尾、
営業部・吉原、そして写真を撮っているマーケティング・広報部の勝間(カッツ)です!
日本最大で最古の湖、琵琶湖をバックにみんなでパチリ。まるで海のようです!
このメンバーで唯一関西出身の八尾は、新入社員時代に大津で働いていたらしく
滋賀の風景をとても懐かしんでいました。
セミナー会場のある草津市は、人口の増え続けている都市です。
滋賀県の駅利用乗降客数は1位が草津駅、そして2位は南草津駅となっております。
大学が多いこともあり、若い人たちが集まりやすく、
将来推計人口では全国で唯一平成42年まで人口が伸びるといわれています。
草津駅へ移動すると、「草津宿」という看板が迎えてくれました。
滋賀県草津市は、五街道である東海道と中山道のちょうど分岐点となっていて、
江戸時代から人が絶え間なく行き交う宿場町でした。
「“瀬田へ廻ろうか矢橋へ下ろうか 此処が思案のうばがもち”
っていう言葉もあって、
草津で名物の美味しいうばがもちを食べながら
旅人はどっちの道へ進むか決めていたみたいだよ~!
ぼくも分かれ道があったら、美味しいお菓子を食べながら考えてみようかな!」
そんな旧街道に百年以上前から残っているろうそく屋「大喜」さんで、
店主さんに絵ろうそくについて教えていただきました!
「ここにある絵ろうそくはね、
冬場にお墓参りをするときにお花の代わりにお供えをするためのろうそくなの。
ろうそくが燃えると煙は上へ行くでしょう。
本物のお花じゃなくてもね、ちゃんと届くのよ。
男性で“花を持っていくのは恥ずかしいからこれにする”なんて言って
買っていかれる方もいるの。」
絵ろうそくの文化は初めて聞きましたが、日本固有の情緒を感じました。
また、こちらのろうそくに描いてあるアオバナは、
安藤広重も浮世絵に描いていたツユクサの大きい変種です。
草津付近にしか生えていない花で、
古くから青色の塗料として使われてきましたが、
現在では着物を着る人が減ったため栽培農家は減ってきました。
しかし最近では観光資源として観光協会センターの前で栽培されたり、
健康に良い成分が見つかったりと、アオバナ利用の新しい道が開き始めているようです。
これからのアオバナの広がりに注目です!
草津観光の後、夜からセミナーが始まりました。
ご家族・ご友人を連れて参加してくださったお客様や、
昔からのひふみファンの方、飛び込みで参加してくださったお客様にいらしていただき、
穏やかな雰囲気で開催されました。
講師は、吉原・八尾が務めます。
八尾からは、
「the proof of the pudding is in the eating
(プリンの味は食べてみなければわからない=百聞は一見にしかず)」というタイトルで、
5日間行っていた海外視察で得た体験をお話しさせていただきました。
海外へ実際に行くことによって肌で感じてきた日本との違い、
特にシェアリングビジネスの発達についてのお話をしていて、
皆様興味深く聞いていただきました。
金曜日の遅い時間にも関わらず、
事前にお申込みいただいた方のほとんどにいらしていただき、懇親会も盛会となりました!
草津は歴史のある街なので、
ゆったりとした雰囲気も流れていますが、
同じくらい活発で溌剌とした雰囲気もあるように感じました。
若い方向けのお店もたくさんありますが、
大喜さんのように100年以上続いているお店もあり、
新しい文化と古くからの文化が交じり合っているからなのでしょうか。
滋賀県では県の総合指針として「住み心地日本一滋賀」の実現を目指しているそうです。
そのためか、多様性のある町並みには馴染みやすさを感じました。
どなたにとっても懐かしく、どなたにとっても新しい、独特な魅力を持つ街でした!
参加してくださった滋賀県の皆様、ならびにブログを閲覧してくださった皆様、
本当にありがとうございました!
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