ありがとうキャラバン第18回は、福島県郡山市へやってまいりました。
今回のメンバーは前回の秋田に引き続き営業部・五十嵐、
「東北はほとんど行ったことがなく、福島も初めて」という運用部シニアアナリストの佐々木、
福島のお菓子ままどおるが大好きなマーケティング・広報部勝間(カッツ)、です。
郡山駅の改札を出ると、土曜日の日中ということもあってか、
至るところで音楽イベントが開催されていました。
たくさんの方が演奏を聴いて楽しそうに過ごされている様子を見て
「とても良い街だな」とすぐに感じました。
地元の方にお話を伺うと、
郡山市は“東北のウィーン”として音楽によるまちづくりを進めており、
毎月街中で音楽イベントが開催されているそうです。
販売パートナーの東邦銀行金融商品営業部担当部長・関根さんに、
郡山の歴史が分かる開成館(旧郡役所・現在は歴史資料館)と、
関根さんの母校である安積高校(歴史博物館を併設)へ案内していただきました。
郡山市は、明治政府の国営事業によって、最初に開拓された地です。
全国各地から若者が集まり、何もない荒野で一からの都市づくりがなされてきました。
開拓の歴史を学ぶうちに見えてきたのは、
困窮を極めながらも開拓を続けなければいけなかった人々の姿でした。
かつては土地が痩せており食料が足りず、
入植者たちは、安積疏水事業で猪苗代湖からの水路が通るまで、
苦しい生活を余儀なく送らされました。
「一尺を開けば一尺の仕合あり/一寸を墾すれば一寸の幸あり」
という碑が、今でも開成山公園に残されています。
明治政府最初の国営事業を任されてこの地へ来た人々が
「この開拓事業を絶対に成功させたい」と願い、
途方もない労力をかけてようやく作り上げられたのが、今の郡山市です。
現在でも人口は増えており、開拓者の方々が望んだ幸せの息吹を感じます。
そんなフロンティアスピリッツ溢れる土地柄ゆえなのか、
県民性にも特長があるように感じました。
セミナーの受付をしている際に
「いつもブログを見ています。
福島まで来てくれてありがとう!」とお声がけいただいたり、
事前にお申し込みされた全てのお客様に開始時刻前にお揃いいただいた上、
講師に近い席に座ってくださるお客様が多かったりと、
積極性があって優しいお客様ばかりでした。
福島で当社としてセミナーを開催するのは初めてでしたが、
「なんだか初めて来た気が全くしないです」と
講師の五十嵐も佐々木も親しみ深さを感じていました。
どことなく懐かしいような、
まるで何度も来たことのあるような気持ちになるのはどうしてだろうと考えていると、
地元の方から、こんなお話を伺いました。
「郡山市には、“やれることは何でもやろう”という風土があります。
駅前に世界一高い場所にあるプラネタリウムを持つビッグアイという商業施設を建てたり、
音楽都市として売り込んだり、行政の方も精力的に色々なお仕事をしているので、
とても面白い土地柄だと思います。」
親しみを感じる理由が、少しだけわかったような気がしました。
五十嵐は当社レオス・キャピタルワークスの立ち上げメンバーのうちの1人であり、
「働く人もお客様も幸せになれるような、良いスパイラルを生み出していく日本で一番の運用会社を作ろう」と、
新宿の喫茶店で何時間も藤野や湯浅と話し合ったそうです。
そんなレオスで働いている佐々木は、一度レオスを辞めヘッジファンドへ転職しましたが、
今年から「お客様や投資先とのコミュニケーションを大切にするレオスでもう一度運用チームに加わって、お客様と一緒により良い日本の未来を築いていきたい。」という理由で、
また運用部に戻ってきました。
開拓者精神に加え、
今ある状態よりもより良い方向を目指して努力していくという、
郡山に流れる前向きな風に、メンバーは親しみ深さを覚えたのかもしれません。
「必ずまた帰って来たくなる素敵な都市だったよ~!」
福島の皆さま、ならびにブログを閲覧してくださった皆さま、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします!
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