ありがとうキャラバン第7回は、岩手県・盛岡市で開催致しました。
「盛岡駅にふくろうがいたよ~!岩手県出身の宮沢賢治さんの作品に、よくフクロウが出てくるよね!
岩手にはミミズクとかアオバズクとか7種類のふくろうが生息していて、夜になると鳴き声が聞こえてきたみたい。」
「宮沢賢治さんの出身の花巻市では、ふくろうのことを “しまこぶんざ”って呼んでいたんだ。夜更かししてる子供がいたら、『しまこぶんざが来るぞ~(夜目のきくフクロウに連れて行かれちゃうよ~)』っておどかしたみたい!
ふくろうのことは大好きだけど、連れて行かれちゃうのはこわい!僕も夜更かしはしないようにしなくっちゃ…」
当社には2名の岩手県出身者がいますが、そのうちの1名が今回のキャラバンに同行した経理財務部・上神田です。
盛岡駅に着いたとき、「なんだか帰ってきた気分!」と、とても懐かしんでいました。
また、講師・運用部シニアアナリストの樋口も、実家へ帰る際の乗換駅としてよく利用していたらしく、岩手に縁の深いメンバーでのキャラバンとなりました。
盛岡には「盛岡三大麺」と称される麺料理があります。わんこそば、冷麺、そしてじゃじゃ麺です。
今回は、3人の意見が一致してじゃじゃ麺を選択。セミナー前のランチで立ち寄りました。
今回伺ったのはカワトク百貨店の地下の「白龍」(パイロン)さんです。本店も盛岡市内にあります。土曜日の昼間ということもあり、店内は観光客の方や地元の方で大変にぎわっていました!
上神田が盛岡名物のじゃじゃ麺の食べ方をレクチャーしてくれました!
「よく出張で盛岡には来るけれど、まだあまりこのじゃじゃ麺の食べ方を掴めていない。ぜひ美味しい食べ方を地元出身の上神田さんから教えてもらいたい!」と、ずっとランチを楽しみにしていた今回の講師・五十嵐と、「じゃじゃ麺自体が初めて!」という樋口。
おうどんのような太くて柔らかい麺に、きゅうり・ネギ・肉味噌・固形の紅生姜がのった状態でじゃじゃ麺が運ばれてきたら、上神田のレクチャーがスタートです!
(今回は、上神田に代わってひふみろから説明いたします!)
「じゃじゃ麺が届いたら、最初に、肉味噌の部分に生姜をのせて広げるよ!」
「根気よく混ぜ混ぜしていっていくよ!麺を下から上に持ち上げるみたいに何回もしていくと、やりやすいよ!」
「これくらい混ざったら、卓上にあるお酢・ラー油・にんにく・しょうが・追加の肉味噌を好きなように加えながら食べてみてね!」
「おいしくていっぱい食べちゃうけど、最後は一口分だけ残して、卵を割りいれて、また混ぜ混ぜするよ!“ちいたんたんお願いします”って店員さんに渡すと、お湯を入れてくれるんだ!」
「これでできあがるのが、ちいたんたんっていう卵スープだよ~!最後はこのスープの味を調節しながら食べることで、満足度も上がるし、お皿もきれいになるんだよ!」
「上神田さん、教えてくれてありがとう~!!!」
初めての盛岡じゃじゃ麺でしたが、とっても美味しかったです。
食べ方に独創性があり奥が深いため、お客様に「おススメのじゃじゃ麺の食べ方を教えてください!」とお伺いしました。皆様とても素敵な笑顔で“ご自分で見つけられた美味しい食べ方”を紹介してくださり、「にんにくをたくさん入れると美味しいよ」「お酢を多めにかけるのが好き」といった、多くのご意見を拝聴しました。
お客様からいただいたおススメの食べ方を参考に、“自分流のじゃじゃ麺”をまたぜひ見つけに行きたいです!
「ひとりひとり食べ方が違うじゃじゃ麺って、なんだか不思議だね!きっとこうやってワイワイ話せる地域の話題があるから、盛岡には活気があるんだね~!」
今回の会場は、岩手県民会館をお借りしました。講師は前回に引き続き、営業部・五十嵐と運用部シニアアナリスト・樋口です。
セミナー開始の1時間前から徐々にお客様がいらしてくださり、開始5分前には事前に受付されたほとんどの方にご来場いただきました。
小雨が降っていて肌寒い日でしたが、お客様の誠実で熱い姿勢に支えられ、あたたかい雰囲気のなか開催することができました。本当にありがとうございます!
参加してくださったお客様は、「投資に興味はあるけど、よく理解はできていないのでまだ行動はしていない」という方が多いように見受けられました。
そのため五十嵐は当社の説明や私たちの考える投資を説明する際、1つ1つを詳しく基礎を抑えながら話していました。
資料にあるグラフの読み解き方を普段より丁寧にお伝えするなど、お客様により理解し楽しんでいただけるように対応していました。
樋口からは、前回に引き続き自身の経験や“樋口流”の良い会社の見つけ方を説明させていただきました。
しかしその中でも「この会社の方々は自分の商品に自信を持って売っているんだろうな、と感じたので投資を決めました」など、節々に自分の感じたこと・考えたことを織り交ぜていました。
今回の講師陣は、お客様の投資へのイメージが良くなることを目標にお話させていただいているんだな、という印象を受けました。
またセミナーの終盤では、人口流出や少子高齢化で地方の会社の後継者が不足している問題に触れ、次のように話していました。
「後継者がいないという問題があり、今後の経営に対するネガティヴな面が周知されていますが、私自身は地方の方の全員が全員、元気がなくなってしまったわけではないと考えております。ネガティヴな事象や流れの中にも、必ずポジティヴは存在しています。
そんなことを意識しながら、日々の生活で“あっ、ここいいな。素敵だな。元気だな。”を見つける活動を、私たちはしています。」
「どこかで誰かがファイティングポーズをとっていたら、ぜひ応援したいです。
日本全国にある元気な会社、元気な方々への支援活動というのが、私たちのやっている投資だと考えております。」
「樋口さん、五十嵐さんの信念が伝わってくるね~!
会場のお客様も本当に熱心に聞いてくださって、熱いセミナーになったよー!」
セミナーの最後に、お越しいただいていた岩手銀行の千葉様から、ひふみプラス導入の経緯や、「岩手をこれからも良くしていきたい」という想いをお話していただきました。
そんな千葉様に、セミナー前にインタビューさせていただきました!
Q.ひふみプラスを導入したきっかけを教えてください。
A. 私自身が、ひふみプラスを保有していたことが大きな理由です。
3年前、「お金を下ろしたい」と窓口に来られたお客様に用途をお伺いしたところ「ひふみ投信という気になる投資信託がある」と言われ興味が湧き早速調べたところ圧倒的なパフォーマンスでしたので私も買ってみることにしました。
そして、ひふみプラスを実際に保有してみると「自信を持ってお客様におススメできる商品だな」と思い、弊行での導入を進めました。
最初は地方銀行に独立系の投資信託が馴染むかという不安が大きかったのですが、営業部の五十嵐さんをはじめレオスの方々と一緒に行った弊行行員向けの商品導入研修を通じて「ひふみプラスの商品性」と「投資に対する考え方」がスムーズに弊行行員に浸透していったように感じております。
Q.盛岡はどんな街ですか?そして、どんな街にしていきたいですか?
A. とても住みやすい街です。秋田・仙台・青森へも行きやすいですし、交通網も充実しています。
岩手の県民性として、堅実で心やさしいという部分があります。皆さん他県から人が来たら精一杯おもてなしをされますし、待ち合わせ時間には1時間~30分前には着かれています。震災があったことで、「みんなで助け合って生きていこう」という意識がより強まったように感じます。
堅実で助け合いの精神を大切にしていることから、長期投資に向いている地域だと考えております。ですので、岩手銀行としてはお客様に対し長期投資の必要性をお伝えしていきたいと考えています。
しかし、まだ十分にできていない、というのが現状です。投資=お金にガツガツしている、というイメージがあるようですので、それを変えていきたいです。
岩手の景気や経済はよく飛行機の後輪に例えられます。「上がるときは一番遅く、下がるときは一番早い」という意味です。恐らくは堅実で慎重な県民性はこういったところからきているのではないでしょうか。
私たちが投資のイメージを変え、“なぜ投資するのか”という本質を理解していただければ、きっと飛行機の後輪ではなくなるでしょう。堅実で心やさしく慎重である、そんな県民性の良い面を重視して、これからの岩手をじっくり育てていきたいと考えております。
「岩手の方は、素敵な県民性をお持ちなんだね~!
投資のよさを伝えられるよう、精一杯がんばっていきたいな!」
盛岡の方は、心やさしく、穏やかな方が多いように感じました。以前帯広に行ったとき、お客様の笑顔を見て「おいしいごはんは温かい心と柔らかさを生み出してくれる」と気づきましたが、盛岡でもそれと似た感覚を得ました。
藤野は帯広の六花亭を「地域に咲くお花」だと表現していましたが、盛岡にも、「盛岡三大麺」というあたたかい素敵なお花が咲いているんだな、と感じました。
新幹線で秋田・仙台・青森へ2時間以内と交通のアクセスがよく、魅力の多い街・盛岡。これから先も、やさしい笑顔とおいしいごはん、そして時間を味方につけることで、じっくり堅実に、今以上により良い方向へ変わり続けていくのだと思います!
参加してくださった盛岡の皆様、ならびにブログを閲覧してくださった皆様、本当にありがとうございました!
次回のありがとうキャラバンの予定はこちら!
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