ありがとうキャラバン第4回目は、北海道・帯広です。
「帯広にきたよ~!あれ?なんだか会場からピアノの音が聴こえる…」
今回のキャラバンでの一番のヤマ場は 北見~帯広の移動です。
距離的には150キロしかありませんが、電車や直行バスがありません。また、北海道の中でも「特別豪雪地帯」に指定される陸別町や足寄町を通るため、車を借りて運転するのは危険と判断しました。
仮にどちらかの到着が遅れても、滞りなくセミナーが開催できるようにと、ここからリスクヘッジのために二手に分かれて移動します。
白水・西川組は北見から女満別空港へバス、そして飛行機に乗って新千歳空港経由で帯広を目指します。そして、藤野・勝間組は路線バスを乗り継いで帯広へ。
という話をしていたら、なんと昨日お世話になった田村さんがバス組を車で送ってくださることに!!おかげさまで車組は3時間、飛行機×電車組は5時間かかって帯広に到着しました。
同じ北海道内でもとても遠く感じ、北海道の広さは実際に移動してみないとわからないなあ、と実感しました。
今回の会場は、JR帯広駅前のとかちプラザ視聴覚ホールをお借りしました。講師は前回に続き、ひふみ投信運用責任者の藤野とマーケティング・広報部の白水です。
セミナーが始まるまでの間、藤野が視聴覚ホールに設置されているピアノで、繊細ながらも力強いメロディを奏でながらお客様をお出迎え。
藤野は先日も十勝で開催されたエゾジカフェスタに参加した際、機関投資家ではなく「ピアノ演奏家の藤野さん」と紹介されたそうです。
そんなピアノの音色が響く会場に、たくさんのお客様にお越しいただきました。
今回のセミナーには、初めてご参加されるお客様や北海道銀行さん、上光証券さん、そして地元のファイナンシャルプランナーのご紹介で参加されるお客様が多かったため、“レオス・キャピタルワークスのことやひふみ投信のことは知らないけれど、金融に詳しい”という方向けにお話ししたように感じました。
「言葉はやわらかく、でも内容はしっかりと伝えたい。」とセミナー前に話していた藤野。
株式相場を音楽の拍子に例えることで、投資における“感覚”についてご説明させて頂き、具体的な企業名を出しながら現在の株式市場の展望を説明するなど、お客様が楽しめるようにアレンジしながらお話させていただきました。
帯広の寒さとは打って変わってとてもあたたかいお客様ばかりで、笑い声の聞こえる優しい空気の中でのセミナーでした。ひふみ投信を設定した2008年以降たびたび北海道に来ていた白水は「帯広に来ると、帰ってきたという感覚になる」と話していました。
国民的な投資信託を目指している私たちにとって、帯広の地域としてのあたたかさや、自然と人を惹きつける魅力にはたくさん見習うところがあると思いました。
セミナー終了後には参加されたお客さまとの懇親会を開催しました。
豊かな大地でつくられる農作物、そしてお肉と十勝はとってもごはんがおいしいのです!
帯広の皆様を見ていると、おいしいごはんは温かい心と柔らかさを生み出してくれるのかな、と食の可能性の広がりを感じます。
農林漁業を軸とした「おいしいとかちを国内外へ!」という“フードバレーとかち”という運動もなされていて、とても「食」を大切にしている街なんだなあ、と思いました。
お客様に帯広はどんな街ですかと伺ったところ、「やってやるぞ!」という十勝(十戦十勝、つまり負けない!)精神にあふれた街だと教えてくださいました。
懇親会での皆様の笑顔からも、そんな前向きな明るさがあふれています。
帯広は、北海道の中では数少ない民間開拓で切り開かれた都市であり、十勝という名前からも分かるように、「ここを良い場所にしたい」「もっともっと良くなってみせる!」というパワーに満ち満ちていました。
藤野にも同じ質問をしてみたところ「六花亭みたいな地域に咲くあたたかいお花のようなお店があるから、好きになれる要因がたくさんある場所だよね」と話していました。
藤野が宇宙一美味しいと勧める六花亭のホットケーキ。
「食べるとニコニコしちゃうんだ~」と言いながら、笑顔で完食していました。
初めて帯広に来たはずなのに、なんだかとてもあたたかく、懐かしく、優しい街でした。何度でも「帰りたい」と思えるような居場所だと感じました。
寒い中参加してくださった帯広の皆様、ならびにブログを閲覧してくださった皆様、本当にありがとうございました!
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